鉄ダボ、銅ダボ
クランプとダボ、センチュリーアームを使いこなせば、一人前のライトマンです。
映画などの照明屋さんは、さらに丈夫なロープを使います。ガタのある接続器具より、ロープワークということでしょう。
スチールの現場では、映画の撮影現場ほど大掛かりじゃないので、ロープを使うことはまれです。
左が鉄ダボ
強度は当然鉄ダボのほうが強い。
Gクランプが鉄ダボ使用。
スーパークランプは銅ダボ使用です。
スーパークランプに六角ダボをつけグリップ・ヘッドにかまします。
スタンドにクランプをかませ、グリップ・ヘッドを介して先にポールや、またダボを介することが可能になります。
ジッツオの三脚雲台に銅ダボをねじ込みました。これでダボを介してスタンドなどにつけることができます。
ローアングルの時に威力を発揮します。スタンド&ブームは短いものがこの場合は良い。
このままカメラを乗せてはブレることがあるので、雲台を鉛ウエイトなどでサポートすると良い。
この位置からライトをうつことはよくあります。
センチュリーブームを使いこなしたら、この業界、職種では一人前。
セットもキレイに確実になります。
最近はあまり作らないL字ブーム。
ハイスタンドと1kスタンドを組み合わせています。
その間に鉄ダボを入れたGクラで連結しています。
1kスタンドの1本の足を、中間でGクラで押さえています。ここはロープのほうが安全ではあるが。
L字ブームはブームの後ろが狭いときに使いやすい。昔の人が編み出した技です。スタジオが小さかった頃のなごり。
知っていて損はない。
ハイスタンドにGクランプを差し込んで、1kスタンドの中央シャフトをGクラでつかんでいます。Gクランプにつけた鉄ダボにすべての加重がかかっています。
1kスタンドの1本の足をしっかりつかむこと。この場合はGクラよりロープのほうが良い。
この組み方は「L字を組む」と呼んでいて、昔々スタジオが狭かったころ編み出された技です。今ではL字を組んでくれというカメラマンさんがいなくなりました。年配の方だったら懐かしい使い方です。今はなきアートセンター方式のL字です。ONの立ち上げのときにアートセンターOBが在籍していたからです。
小物はいろいろな使い方ができます。
東京新宿 STUDIO ON
« 丸亀製麺所、うどん | トップページ | 蜀山会(鎧神社)の神輿を担いだ »
「備品」カテゴリの記事
- Aputure300dⅡが備品に加わりました(2021.09.03)
- リアル・クコロリス、影つけ用植物(2019.06.08)
- アイ・ハロゲンにゲージをつけた(2018.11.09)
- ジャンボアンブレラが3種類(2018.03.16)
- 白布の大小が備品に加わりました(2017.10.29)