V字紗幕
紗幕をV字型に張り、紗幕越しに傘でライティングします。
上から見た全景です。広義ではサイド紗幕、背面紗幕に分類されるでしょう。
カメラ位置は紗幕の中で、ちょうどV字型になった所です。
フロント・トップを入れることが多い。
左右の紗幕は長さ6m高さ4mです。このスタジオの幅が8m以上あるので写真では広さを感じませんが、紗幕は長く、その内側はけっこう広い。
このようなフラットなライティングは、人物でも女性タレントの撮影に多く使われます。
男性タレントなどでは、硬いライトが好まれますが、日本の女性にはあまり硬いライティングを使わないようです。
正面からの図です。
今使っている紗幕サイズは4m×6mですが、6m四方の大きなサイズを使ったら、天井からたらせます。サイドからのライト数は、もっと多い時があります。
日本では、これに類似したフラットなライティングが好まれますが、個性を前面に出した写真が好まれるヨーロッパでは、このようなライティングはあまり使いません。
雑誌のボーグを、特にイタリア・ボーグを見ていると日本との違いがわかり面白い。
紗幕が閉じているので、中で何をやっているかわかりません。
それで服を脱いだ撮影、女性のヌード撮影に利用されることがあります。
硬いライティングが好きな人には、卒倒してしまうライティングです。
試しに片側だけ発光させたら、いいかんじになりました。
背面紗幕
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-6e52.html
★ライティングは、、、いろいろ勉強し知識にしてから、さらに取捨選択し自分のスタイルを作ってください。
東京新宿スタジオオン
169-0074東京都新宿区北新宿1−30−28
03−3363−0077
STUDIO ON
「ライトワーク」カテゴリの記事
- 3.6m×3.6m金属フレーム(2025.04.17)
- Guest room窓から光、いい感じになりました(2023.10.26)
- ルーフで空抜き撮影(2019.12.03)
- リアル・クコロリスの作例(2019.08.08)
- 枠の使い方、1.8m×1.8mなど(2019.05.16)