複写セットをつくる
複写は左右から斜め45度から均等にライティングするのが基本です。
複写するものの大きさにもよりますが、引き伸機の支柱と三脚のヘッドを利用するのが簡単です。
カメラにあたる光を切るために、左右にフラッグを立てます。フラッグは大きめが良いが、光りを遮るものなら何でも良い。
フラッグでカメラにあたる光を切っておくと、光沢がある素材でもカメラが写りこみません。おそらく周りの環境にもよりますが、複写台に直射で当たる光と、遮光したカメラにあたる光の量は5段(1/32)ぐらいちがう。カメラの部分が全く光りが来ない状態だと、カメラの絞りやシャッター操作に影響が出ます。懐中電灯を使うか、地明かりを残しておくのもひとつです。
左右きちんと対称に作るのがみそ。
作業台は広めがよい。下地に黒布などを敷いておくとハレーション防止になります。クリヤーにするには細かな気遣いがあるといいですね。
いろんなチャートがあります。
18%グレーはフィルム時代のものだそうで、デジカメデはもっと薄いグレーを使います。
パスポートサイズの便利なチャートです。
天板バウンス
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-fe93.html
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