3stの窓際で布やペーパーを張る
3stは窓の近くに布をセットすることがあります。
南窓の大きさは幅5m、高さは4mあります。高い位置に窓があるので、太陽光を効率よく取り込めます。ただし、夏と冬では日の入り具合が違います。夏至の頃が一番太陽が高くて日の入りが短い。冬至の頃は太陽が低いので奥のほうまで日が入ります。
窓に直角に張ったり、窓に向かって正対するように張ったりいろいろです。
この日は窓からの光がサイドになるように、生成りの布を張りました。曇りなので柔らかい光です。紗幕を張ったのと同じです。
布幅は280cm長さ670cmです。
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晴れた日に、ピンクの布バックを垂らしました。斜めに張ってみました。左手はレフ板です。
ピンクの布バックは7mほどあります。ハイスタを目いっぱい伸ばして4m近い高さです。
紗幕カーテンを開けると太陽の直射は入りますが、直射の入り具合などは季節により変化します。
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次はペーパーの質感です。
レフ板の高さが2.4mなので、垂らしたペーパーの高さは3mより低いくらいです。
南窓のカーテンは紗幕生地なので、1秒で紗幕と直射を切り替えられます。
左の北窓は出窓になっていますが、撮影用というよりか空気入れ替え用とテーブル代わりになります。北側の抜けは住宅が隣接してよろしくない。
紗幕ごしなのでフラットな光です。
太陽光が入るスタジオとして最初から設計されています。南窓は床からはじまるのではなく50cm上にあげています。その分高い位置に窓を切っています。
天井のバトンなどは通常の白ホリスタジオと同等の設備です。天井も壁も白です。
3stは幅が8mあり、高さは5m、引きは11m。
スタジオの扉を開けEV前(専用フロアー)まで引いたら13,5mの引きがあります。
2009年12月18日 自然光の入りかた
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-cfd4.html
2009年12月08日 自然光で俯瞰撮影
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-5409.html
2010年02月17日 3stを完全遮光 6m×10mの黒布を吊る
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-37bc.html
2012年02月25日 ペーパーをスタンドやポールキャットで吊る
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-f866.html
2014年08月03日 垂直の壁を作る
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-1f26.html
2013年03月09日 白ホリをメンテナンス 3方向からの写真
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-494f.html
東京新宿STUDIO・ON 新宿区北新宿1-30-28 ℡03-3363-0077
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