2stを黒布で囲う
ONの2stはコンパクトな白ホリスタジオですが、布をつるせるバトンがいくつかあります。
黒布をいちばん外側のバトンに左右垂らします。
バトン幅は5mありますが、下手がアールにかかるので床幅は4.5m以下になります。
上手黒布の高さは5mです。6m×5mの黒布でちょうど床に届きました。前後に6m、上下に5mです。
下手はアールにかかるので、4.5mの黒布を使いました。
この内側に紗幕バトンとライトバトンがあるので、自由にライティングできます。
両サイドに布を垂らせば、布に吸音効果がありますので、同時録音では、白ホリスタジオの反響対策に有効かと思われます。
正面と床も黒で覆うと何も見えなくなります。この写真の露出はかなり開けています。
今回はタングステンのスカイライトにトレペをかましてセット。
4kwスカイを2kwにして使用。通常は黒布に光が回らないようにスカイには袴(もれ切)をつけます。
バック飛ばしにチョウチにハレ切りを付けて上からうってみました。左右は近くからレフ板で黒くしめる。
正面からカサ一発です。
天井から5本のバトンを活かして多彩なライティングができます。コンパクトなスタジオなので床をフリーにしたい。何が何でもスタンドを立ててライティングは2stではもったいない。
白で起こすのは簡単です。左右が白くなったので光の回りが良い。
左右の白壁は5mありますので、レフ板の受けが要らないくらいです。しかしレフ板で狭く囲うことで光量がアップします。
コンパクトスタジオとして、最高の撮影設備を誇ります。25年間進化し続けて、使いやすいスタジオになりました。
①高い天井、固定スカイレールでスタート。
②固定真俯瞰台(キャットウオーク)を5mの高さに設置。
③スカイレールが電動で上下できるようになった。
④紗幕枠を電動で上下できるようになった。
⑤地下2階にドコモとソフトバンクのアンテナを設置。
⑥インターネット回線とWiFiを設置。
⑦右手コンクリート壁を白くしたため光の周りがより一層よくなった。
⑧ライトバトン、紗幕枠の外側にもうひとつバーを設置した。黒布などを垂らせます。
⑨外側のバーを上下可動式に改造。作業の安全性が向上。
ONの2stはコンパクトなためバックヤードがありませんが、ライティングの自由度は完璧になりました。超贅沢なコンパクト・スタジオです。大量の物撮りには中規模の1stか3stをお勧めします。
ONの2st
http://onphoto.co.jp/studio22.html
料金は
http://onphoto.co.jp/price2.html
スタジオオン
03-3363-0077
http://onphoto.co.jp/index.html
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