物撮りライティング講座
物撮りライティング講座1日コースは3つの撮影をしました。小物のテーブルフォト、服のような大きさとテクスチュアーの物、大きな光り物です。
基本的な物撮りのみです。セットを組みライティングして、撮影、モニターで確認して手直しして行きました。物が変わっても、光り物の難しい物をのぞけば、これからアレンジしていけば90%の撮影はOK。
①はテーブルフォト、花一輪
②服を変形テーブルに置いて画面活かしで
③大きな商品撮りはホンダのスーパーカブを題材にカタログ撮り
1日講座なので説明解説を除くと、実働6時間しかありませんので、1カット2時間づつで早撮りでした。セットを作ることからライティングして、物の位置、形、色を微調節します。セット組も安全に確実につくるには、どこがポイントか考えます。ライティングは凝ったことはやりませんが写真のかたちにしてフィニッシュ。
① 1800mm幅トレペで天トレ、トップはカサ、右から2400mmのレフ板にダイレクトにバウンス、左サイドからグリッドで葉っぱのグリーンを透過光ぎみに。トップはトレペをダブルにしてグラデーションをつけました。
この撮影の注意点は、セットを大きく作ること。花が小さいからセットも小さくて済むかと言うと、花が意外に背が高いので、バックからはみ出す恐れがあります。セットを大きく作るとアングルの自由度が大きくとれます。小さく作って継ぎはぎをするとセット自体が汚く弱くなります。すると壊れやすく、かえって時間がかかったりします。
② 服の置撮りは、スタジオ備品の変形テーブルに置いてみました。アクセントに庭にあったし西洋ツタ(アイビー)と下に和ツタを色味としていれました。
メインライトは右から1800mmのトレペ越しにカサを高い位置から、上から襟口のタッチにグリットで、どちらも床へのモレを切りました。左のライトは服に当てるのではなく床にあてて画面のメリハリをつけました。
画面全体がいきなので、フレーム内のバランスや明るさのメリハリを考えます。このカットの場合は余分な光をどう切るかがポイントです。
③ 最後にスーパーカブのカタログ撮りです。
大きな物撮りの基本で、天井に大きく紗幕を張って、その上からカサで一発それがメインライト。左サイドからも紗幕越しにカサで。右サイドはバックにもれないように箱バンです。箱バン下部にトレペをまいてモレをやわらげています。
基本の3灯で、ごく普通のバイク用カタログ撮りが出来ました。凝ったライティングじゃありません、商品としてシッカリ見せる撮り方でした。
バイクを借りてきたので「ひちさん」だけではもったいないので、正面とバックも撮ってみました。
左右に上下に2灯ずつとトップの5灯です。
それとバックトバシを左右から1台1灯いれました。
左右に上下に2灯づつとトップに1灯だけです。これに手前のタイヤに左から1灯入れることがあります。
バイクなどの基本的なライティングでした。
これからも皆さんの声をいかして、カメラマンさんにとって実戦的な物撮りライテング講座と、考えております。
次回、物撮りライティング講座は未定。
東京新宿 スタジオオン 白ホリが3面
03−3363−0077
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