ペーパーをセットする方法
ロケなどでセットペーパやトレーシングペーパーをたらす方法です。
スタジオ内ではバトンに吊るすことが多いが、スタジオ内にもう1つ、2カメで撮影するときにセットします。
3種類の方法を紹介します。
丈夫なスタンドのトップに、ダボ付スーパークランプをさしてポールを保持します。
これが一番普通の保持のしかたです。
ONでは鉄製のトレディー・スタンドを使い、ダボ付スーパークランプを上にさします。オートポールの延長を2本連結しペパーにさして使います。
高さが必要なときは、RDSのハイスタかマンフロットのアルミ・ハイスタ使用です。約4mの高さが可能です。ウエイトをかませることを忘れないように。下に重りがないと簡単に風ではらんで倒れます。ウエイトは重ければ重いほどよい。
クランプでポールとペーパーをくわえ回転を止めます。
次はセンチュリーブームを左右に出して、ポールにさします。
ダボ付きセンチュリーブームを水平にして向かい合わせます。その間にペーパーやトレペをさします。同じくペーパーが回らないようにエレンで止めます。
スーパークランプを持っていない時の方法です。ロケなどで使うやり方です。クランプは持っていかないけど、センチュリーブームは持っていくときです。
横棒がセンチュリーブームなので、トレーシングペーパーなどの細い芯付にも使えます。トレペ垂らしに良く使う方法です。
次はオートポールにスーパークランプをかませて、Uフックを付けて使う。
天井があまり高いと使えません。スタジオでは延長ポールを継ぎ足しています。
スタンドの足がないので場所を取らないのがメリットです。
次はポールにダブルクランプでパイプを保持します。
スタンドは丈夫で重たいほうがよい。軽いと重心が不安定になり倒れやすい。
スタンドにウエイトをかけておくと、ぐっと安定します。
オートポールを立てるときに、突っ張る天井の強度に気を付けてください。
オートポールは突っ張り強度が非常に強いので、簡単に天井を壊します。オートポールを使うときは両サイドがコンクリートのような強度が必要です。
オートポールが倒れないように、吊ったペーパーが出過ぎないようにとめ方などに注意してください。
2012年05月25日 3STの窓際にセットして、自然光で布やペーパーでの撮影
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/3st.html
㈱スタジオオン 169-0074東京都新宿区北新宿1-30-28
03-3363-0077
studioon@fine.ocn.ne.jp
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