ブロンカラー パラ88&パラ170FB
アガイ商事よりお借りしましたブロンカラー(broncolor )・パラ88とパラ170FBをテスト。
エリンクローム(オクタライト)やプロ(ジャンボ)に比べたらパラソルが深く集光性があります。
パラボラのような形状が特徴。
中心に貫通している外シャフトを前後することで集光性の範囲が可変です。
パラ88が発光。
コンパクトな分中心は明るい。
パラ170が発光
周辺のエッジが出ているのは散光側になっているため。集光側になると中心は明るくなって周辺のエッジはボケます。
では被写体から2m以上の距離で集光,散光で撮ってみます。
まずパラ88から
集光は
散光にした時に比べて1絞り強い。見た目だともっと強くなっているかと感じたが1絞りでした。照射範囲はボケます。
中間
影が薄くなって照明が均一になる。
散光
均一な範囲が広がります。それにつられて照射範囲のエッジがくっきりとする。
パラ88の可動部ストロボヘッドが外に出ると集光します。
パラ88はこの状態で集光。
2重シャフトの外シャフト下のネジを緩めて後ろに引き出すと、ストロボヘッドが中に入ってきて散光になる。この状態は集光でパラボラの焦点にストロボヘッドがあるためだと考えられる。
この状態が散光になります。
シャフトが後ろにあります。
パラ170の集光は
パラ170では、ストロボヘッドの軸が偏芯しているので、光のセンターがずれる。物理的なセンターと光軸がずれるので、それを理解しておく必要があります。
散光にすると軸のずれは目立ちません。
パラ170の集光は
ストロボヘッド部を引き出した状態です。
手で引っ張ったが何処かにレバーでもあるのかしら???
パラ170の散光は
かさに寄って柄にぶつかります。
集光と散光の露出の差はパラ88よりも大きかったのが意外です。
つまり、パラ170のほうが集光散光の差が大きい。
パラ88は1絞差
パラ170は1絞1/2差でした
個体差でしょうがパラ88のほうが色気温が250ケルビン低かった。見た目でわかるほどですが、ブロンのこのパラはストロボにもHMIにも使えるから、小さめのパラ88はパラボラのカサが焼けやすいのでは考えられます。パラボラのエンドに隙間があって通常だと塞ぐがわざと開けているのは、焼け防止のためと考えられる。
ブロンカラー・パラシリーズは、可変オパライトとも考えられる。
ジェネはスコロA4を使用しました。
閃光スピードを変えられるのは、コマーシャルようだからでしょう。いろんなことができるジェネですが慣れが必要です。
同じ出力のフォトナに比べて倍の体積と重量があります。それ以外はオールマイティなジェネです。
ザ・スタジオストロボと言えよう。
エリンクローム・オクタライトとジャンボアンブレラをテスト
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-d6fb.html
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-d6fb.html
190cmジャンボ・アンブレラ(白と銀)が備品に
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-e9ee.html
studioon
http://onphoto.co.jp/
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