スライダックのメンテナンス
2022年5月10日
電源盤をスライダック式から直結式に変更しました。スタジオオンの電源は100Vに固定です。C型30AとC型60Aです。200Vは各スタジオにD型20Aコンセントが1個です。
スタジオは高圧大電流を扱っています。
ライトや機器へ電源はスライダックという配電盤を通してCジャックへ分岐しています。
スライダックは電源の入り切や電圧の調節などをやっています。
電圧を調節するとタングステンなどの明るさを調光できます。ストロボやHMI、VTR機器、蛍光灯などには使えません。それで最近のスタジオでは、このスライダックを置かないところが出てきました。スライダックがあると何かと便利ですが、、、。
しかし長年使っているとブレーカーなどパーツが故障します。でもブレーカーはスライダックのあるなしにかかわらず、回路には必ずあります。
メインブレーカー1個とサブブレーカーがジャックの数だけ、空冷用のファンが2個、3kw調光C型ジャックが4個、直電源の3kwC型ジャックが8個、6k調光C型ジャックが2個、6kw直電源C型ジャックが2個あります。
ジャックはスライダックの反対側に2個と、スカイバトンの上にも4個あります。
個々のブレーカーは3kwか6kwです。
3st全体では50kwと電源は大きい。
手前が25年前の3kwブレーカーで奥が最新版。
見た目は違うが、仕様が同じなので完全に互換性があります。一眼レフカメラのマウントと同じです。
新旧のブレーカーが並んでいます。配線がないブレーカーは使っていない回路で予備になりそうです。
機材や設備のメンテナンスも、スタッフの重要な仕事です。
白ホリ塗をしていると塗装技術を体得します。機器のメンテナンスをしていると電気に強くなります。毎日、違うカメラマンさんのライティングをしていると照明技師なみにライティングを覚えます。カメラマンさんとデザイナーやメイクさんスタイリストさんの、お話を聞いていると撮影の流がわかります。
スタジオにいると全てを体得します。
スタジオオン
東京都新宿区北新宿1-30-28
http://onphoto.co.jp/index.html
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