LEDの進歩、色は
このLEDは照明用というよりテーブルを明るくするための地明かりにつかっています。
3年ほど前に購入した角形100wLEDと、最近購入した丸形30wLEDとの明るさをテストしました。
LED100wはタングステンの1kwに近い光量と聞いていました。すると30wLEDは300wのタングステンなのだが。
大きさ重さともにだいぶ違います。
30wLEDはコンパクトで軽いので取り付けが簡単。
100wLEDは大きく重たく点灯すると熱くなります。LEDとてタングステンよりは熱を発しないが、後ろに放熱板があるように熱くなります。
その点、30wタイプはワット数が小さいだけ発熱量が小さい。
100wタイプは四角くレフレクターが浅いので広角タイプでしょう。それにしては点光源です。30wタイプは丸く光源の前に乳白板がついています。形はスポットですがその板で
光を散らしているようだ。
点灯しました。
30wは丸くてコンパクトで固定しやすい。
しかも見た目に明るさに差がない、、、。
どうかしら?
2個とも点灯しています。
中心の照度は同程度ですが色が違います。
肉眼では100wが青くて、30wは黄色が入り緑っぽい発色です。
ではひとつづつ点灯します。
100wは真青な発色で、iso200 1/60 でF2+0.4(壁から150cm)。
2灯点灯時より色を見たかったので絞っています。
カメラ側で色補正をすると、白黒にしか見えなくなります。ニュートラルな発色なので当たり前です。
30wはグリーンがかかります。
iso200 1/60 でF2+0.3(壁から150cm)。
中心の明るさはメーターで測定して、たったの0,1の違い、見た目でほぼ同じ。
光の拡散は150wのほうが30wより広い。中心は同じぐらいですが拡散が違うので、総光量は100wが30wの2倍くらいはある。それにしてもワット数の差の3倍以上は違いません。
30wを使ってみると、LEDの進歩を感じます。今までのLEDは電気は食わないが、理論値までの光量が出ていなかったと思われます。
それとも100wが3年で劣化して暗くなったのか?LEDも劣化があると聞いていますので、実際に使用してみないとわからないことだらけです。
30wのほうも色補正して撮影します。
カメラ側の色補正を加えると、ほぼ白黒にしか見えません。
この30wLEDは優れものですねーーー。
LEDは進歩し続けていて、実際の光量が上がってきて、色も良くなってきている感があります。
30wタイプだと1万円強と以前より安くなっています。
30wは郊外の大きな生活雑貨、資材店にありました。LEDがこれだけ小さくなると、いろいろ使えます。30wLEDをいくつか持っていれば、アイランプでやっていたことが全部できます。大きさがアイランプ500wと同じぐらいで、明るさもワット数がたったの30wでタングステンの500w相当です。ワット数が小さいので、長時間でも暑くならない!
500wアイランプと丸型30wLEDを比べました。カメラの色はデーライトに合わせています。壁から2m離れています。
まずアイランプ
色はタングステンそのものです。中心の明るさは1/30、f4、4だった。
次は30wLED
色はグリーンがかかりますが、デーライトの補助にそのまま使えそうです。タングステンや普通の蛍光灯より演色性が良い、中心の明るさは1/30、f2、8コンマ1だった。
中心は500wアイランプより1絞りちょっと暗いけど、照射範囲が広いので総光量ははそれほど変わらない。アイランにはゲージが付いているので集光しているのだろう。LEDの色が意外に良くなってきています。
2014年8月14日 LED,ストロボ、タングステンの演色性の違い
2915年12月20日 モノブロックタイプLEDのテスト
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