アイ・ハロゲンにゲージをつけた
アイランプが製造中止になると聞いて、それに代わるゲージ付きのランプがないかなと考えた。
ゲージとソケットをそのまま使い、ソケットの変換をつかって、口径の小さなハロゲンランプに代えてみました。
アイランプ・フラッド500wは26mm口径で100gです。
小さなアイ・ハロゲン500wは11mm口径で20gです。
しかも重量のバランスがアイ・ハロゲンのほうが良い。
アイランプはガラスが大きいので先端に近いところにあるが、アイ・ハロゲンはそのまんまソケットの位置にあります。
26mmから11mmへ変換はこんなアダプターを使った。
サイズダウンやサイズアップもありました。
世の中便利になりました。
ゲージに合うソケットは2種類ぐらいあるそうです。
ただしゲージは現在では1種類しか製造されていません。
ローテクの極みですね。
ところが、、、ゲージとソケットがゆるゆるで、このままではストンと落ちてしまいます。
ようするに、ゲージとソケットをキッチリ結べばいいだけ。
細い銅線でカシメを作ってみた。
コードの中にあった銅線をよじって紐がわりに使いました。
これで何んとか外れて落ちないようになった。
それから、アルミホイルで側を囲います。
アイ・ハロゲンがいかに小さいかわかるでしょ。
500wアイランプが点いています。
500wアイ・ハロゲンが点いています。
ワット数は同じ500wですがアイランプの方が明るい。
アイ・ハロゲンは110V仕様なので、実際のワット数が少し低くなる。
そのぶん赤みがあります。
ゲージの境目が出るのはアイランプに比べて、小さくて点光源だからでしょう。
ランプの配光はアイランプの方が断然いいけど、サービスならばアイ・ハロゲンでも十分に使えます。
何しろ、アイランプに比べてアイ・ハロゲンは10倍くらいの寿命があるし、アイランプは10時間も点灯していると、ランプが黒くなって輝度が落ちてきます。
アイランプは明るさが落ちるにつられて色温度も下がりますから、光質の落差が大きいのが欠点。
アイ・ハロゲンのゲージ付きは。軽量なのでソケット+クランプでも止まりが良い。重さでおじぎすることがないでしょう。
スタジオオン ではカサトレなどの補助光には、クリップ・ハロゲンを使っています。ハロゲンは小さいのでカサのビニールに触れて溶かすことが少ないのが利点ですね。
目玉クリップにソケットを固定しました。
これをONではクリップ・ハロゲンと呼んでいます。
ハロゲン自体は、ONでは150w、300w、500wと在庫してありますので、ジャンボアンブレラのモデリング追加か、TKボックスのモデリング追加か、必要な明るさにワット数を変えて使います。
ジャンボアンブレラに500wをつけました。
下の写真は、ストロボヘッドの150wだけなので、暗くて何も見えません。
スタジオオン は必要な機材は自分たちで調達してきます。
既製品がなければ造ります。
スタジオオン のスタンドのストッパーは、実はアルミの塊から削り出したもので、スタンドの支柱のカーブに合わせていますので、止まりが良い。目に見えないところを、いろいろ改造しています。スタッフは改造マニアでもあります。
安全のためにダブルクリップにして使います。
そのうちにLEDになるでしょうねーーー。
スタジオオン
東京都新宿区北新宿1−30−28
03−3363−0077
http://onphoto.co.jp
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