ARRI L10ーC、LEDスポットタイプ
ARRIの新型LEDスポットです。
前評判では2kwプリモスポットに相当するという話だった。
5Kwプリモよりは躯体が大きく重たい。
40kgあるそうです。
電力消費がLEDなので510kwと1/10と省電力なのが素晴らしい。
家庭用コンセントから電源を取れます。
ただし3本脚のアース付です。
壁まで5m、ISO100、1/125でメーター読みが中心で
5kwプリモ f5.6コンマ3
L10-C f2.8コンマ8
1.5絞りの差
L10-Cは2kwプリモと同じでしょう。
光束をばらしたときは差が広がりました。
L10-Cは光束をばらすと、点いているのか消えているのかわからないぐらいだった。
5kwプリモ f2.8コンマ0
L10-C f1.4コンマ3
1.7絞りの差
もしかすると、L10-Cは光束の広がりが広いのかもしれない。
5kwプリモは周辺の方がむしろ明るいようだ。
同時に点灯すると、L10-Cの光が見えなくなります。
2kwプリモの明るさで家庭用電源500wで使えるのは嬉しい。
大きさ重量は相当ですが。
ARRI L10-Cはもうひとつ特徴があります。
色を変えられます。
アンバーかな
ブルー
白
グリーン
パープル
レッド
イエロー
ブルーぐりーん
サイドにある3つのつまみを調節して色を変えます。
5500Kに合わせました。
右のつまみをまわしスポットと拡散の具合を調節します。
大きくて重たいのがたまにキズですが、HMIやタングステンほど熱くならないのが良い。
LEDは他のライトと同じように熱くなりますが、エネルギーが熱に食われる割合がタングステンよりも、HMIよりも、蛍光灯よりも少ない。
蛍光灯が効率よく光るには70℃の温度が必要ですが、LEDは40℃ぐらいでよい。その適温の差が光の効率に影響していると言われています。
これからはLEDでしょう。
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