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2025年3月

2025年3月14日 (金)

映画「鹿の国」にOBが出演

鹿の国*映画

諏訪神社を祀る諏訪の民の神事のドキュメンタリーです

諏訪の民の神事はすたったものがあり

わずかな文献から甦らせた神事を中心に映像は進む

この映画には会社OBの三好裕司が撮影班と

諏訪の民というパートで出演している

会社を退職したのは20年前

諏訪に移住したのが15年近く前

その頃から諏訪神社や諏訪の民俗神事に携わるようになっていた

諏訪で自給自足の生活を始め

諏訪近辺の牧場で馬の扱いを身につけ

剣道では新陰流の範士の資格まで取って

いろんな映画に引っ張りだこだそうです

馬上で刀(真剣)を振り回せる人は少ないそうだ

今回の映画「鹿の国」では

彼の生活そのものが主要なドキュメンタリー映像になっていた

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朝9:50から単館上映だったが、観客は30人ほどいらした

そんな時間にしては多いと思う

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ドキュメンタリー映画なので

物語には抑揚がないが

諏訪の四季を追っているので

民俗ドキュメンタリー以上の見応えがあった

田植えをして

神に豊作を祈り

植物が芽を出してくる

稲がたわわに実ってくる

それらを感謝して神に祈るのだ

というわけだ

「鹿の国」とは

日本は仏教が広まってから古来殺生を卑しむ社会になっていた

動物肉を食べない日本の中で

諏訪神社では「鹿はとって食べて良い」という鹿食免というお札がある

諏訪では殺生を推薦されているのだ

おそらく農産物や林業への食害がひどいのだろう

諏訪神社では昔々は

鹿の生首を75頭分も祭ごとに捧げたという

諏訪神社の支社は全国に12000もある

諏訪神社は諏訪大社とも言います

出雲大社系の勢力だったんです

糸魚川付近から出雲勢力の姫が諏訪に降り立ったという

諏訪神社自体が本宮と下宮、秋宮、春宮と4社で構成されている

一風変わった神社です

「鹿の国」

生き神とされた少年が見たもの
鹿なくてハ御神事ハすべからず

監督:弘理子
プロデューサー:北村皆雄
語り:能登麻美子・いとうせいこう
音楽:原摩利彦
出演:中西レモン・吉松章・諏訪の衆
芸能監修:宮嶋隆輔
太鼓:塩原良
笛:愛蓮和美
撮影:毛利立夫・三好祐司・明石太郎・矢崎正和・高橋愼二・熊谷友幸・戸谷健吾・橋本吉剛・大須賀純也
整音・音響:斎藤恒夫
編集:髙橋慶太
EED:和田修平
監督助手:髙橋由佳
制作デスク:渡邉有子
制作協力:三浦庸子・山上亜紀
CG:山田みどり
題字:吉澤大淳
劇場公開:遠藤協
イメージアート:大小島真木
宣伝デザイン:岩田和憲
宣伝:playtime
ガイドブック編集:石埜穂高
協力:諏訪圏フィルムコミッション
撮影協力:諏訪大社
製作・配給:ヴィジュアルフォークロア
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
2025年/98分/カラー/日本/日本語/DCP

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